OFFICIAL MANUAL / GLOSSARY
Shadowrocket 用語集
画面の場所と設定の用途から用語を確認できます。接続スイッチ、ルーティング方式、ルールのポリシーを区別し、ユーザーがすでに持っているサーバー情報と照合してください。
- 用語31項目
- 画面表示は英語表記のまま
- ルール例にはexample.comを使用
01 / INTERFACE
画面表示とスイッチ
まず、どの画面で操作しているか確認しましょう。接続が有効か、リクエストがどの経路を使うか、条件に応じて自動接続するかは、それぞれ別の設定です。
- Home
- Homeでサーバー項目を確認し、ユーザーがすでに持っているサーバーを選んでから接続スイッチを操作します。スイッチをオンにすると、クライアントが接続の確立または維持を開始しますが、すべての宛先へのリクエストが成功するとは限りません。初めて使う場合は、まず項目のパラメータを確認し、接続とアクセスをテストしてください。
- Global Routing
- HomeでGlobal Routingを開き、Config、Proxy、Directから選択して、通信全体の処理方法を指定します。この設定はリクエストがルールやプロキシ経由のどちらに進むかに影響しますが、サーバーのアドレスやパスワードは変更しません。アクセス状況の違いを調べる際は、現在の方式を記録し、方式の切り替えによる変化をサーバーパラメータの変更と混同しないようにしてください。
- Config / Proxy / Direct
- Global Routingでは、設定に基づく処理がConfig、プロキシ経由がProxy、直接接続がDirectに対応します。Configは現在の設定内のルールに従ってリクエストを処理し、Proxyは選択したプロキシ経路を使い、Directは宛先に直接接続します。Configを選ぶ前に必要な設定が有効か確認してください。Proxyを選ぶ場合も、利用可能なサーバー情報が必要です。
- On Demand
- 関連する設定でOn Demandを構成すると、指定したネットワーク条件に応じて接続を開始できます。On Demandが設定するのは接続するタイミングであり、特定のドメインに適用するポリシーではありません。接続をオフにした後で再び接続が始まる場合は、接続異常を調べる前にOn Demandの条件を確認してください。
- Data
- Dataで、接続後の通信状況を確認するためのクライアント側の通信量を確認できます。集計範囲、計測開始時刻、リセット動作は画面の表示に従って確認してください。サービス提供元の課金基準とは異なる場合があるため、ここに表示される数値をアカウントの残り通信量とみなさないでください。
- Settings
- Settingsでクライアントの動作に関する設定項目を確認します。項目名や利用可能な選択肢は、現在のアプリ画面で確認してください。変更前に元の値を記録し、関連する設定を一度にひとつだけ変更して、同じネットワークで再確認します。名前が似ていても、全体設定と個別サーバーのパラメータを同じ項目とみなさないでください。
02 / PROTOCOLS
プロトコル
Add Serverで、ユーザーがすでに持っているパラメータに合ったプロトコルを選択します。プロトコルによって各項目の意味が異なるため、AddressとPortだけをコピーして種類を任意に切り替えることはできません。
- Shadowsocks
- Add ServerでShadowsocksを選び、手元の情報に沿ってアドレス、ポート、暗号方式、パスワードを入力します。双方のパラメータを一致させてください。パスワードが正しくても暗号方式が異なると接続に影響します。Shadowsocksはプロキシプロトコルの名称であり、特定のサーバーや設定ファイルの名称ではありません。
- VMess
- VMessの項目で、サーバーアドレス、ポート、ユーザー識別情報、通信方式に関する項目を確認します。ユーザー識別情報と通信設定はサーバー側と一致させてください。TLSを有効にする場合は、対応する名前と証明書情報も確認します。読み込みに成功しても、項目が認識されたことを示すだけで、接続テストの代わりにはなりません。
- VLESS
- VLESSの項目には、手元の情報に従ってユーザー識別情報と通信パラメータを入力します。他のプロトコルの認証項目を流用しないでください。VLESS自体は通信全体を暗号化するものではなく、接続の安全性は選択した通信方式やTLSなどの設定にも左右されます。ハンドシェイクに失敗した場合は、認証情報と通信情報を分けて確認してください。
- Trojan
- Trojanの項目にアドレス、ポート、パスワードを入力し、TLS関連のパラメータを確認します。TrojanはTLSを利用するため、SNIと証明書名が一致しない場合、ハンドシェイクで接続に失敗することがあります。証明書エラーが発生したら、検証を無効にするのではなく、名前、端末の日時、証明書の状態を確認してください。
- Hysteria2
- プロトコルの種類でHysteria2を選択し、手元の認証情報とTLSパラメータを入力します。QUICベースでUDPを利用するため、通常のWebサイトにアクセスできても、この接続経路が使えるとは限りません。問題を調べる際は、まずプロトコルの種類とパラメータを確認し、異なるネットワークでの動作を比較してください。
- WireGuard
- WireGuardの設定で、ローカルの秘密鍵、Peerの公開鍵、エンドポイント、アドレス範囲などを確認します。秘密鍵と相手側の公開鍵は用途が異なるため、入れ替えて入力できません。Allowed IPsはドメイン名の一覧でもありません。秘密鍵は機密情報です。問題の調査資料を共有する際は削除し、公開画像やメモに載せないでください。
- HTTP / SOCKS5
- Add Serverで、手元のサービスの種類に合わせてHTTPまたはSOCKS5を選び、認証方式を確認します。異なるプロキシ接続プロトコルのため、通信が暗号化されるか、UDPに対応するかは設定とサービスの機能によります。アドレスとポートが同じでも、互換性があるとは限りません。
03 / RULE KEYWORDS
ルールキーワード
まずマッチ条件を読み、次に処理ポリシーを確認します。以下は構文の例です。PROXYは、実際の設定で利用可能なポリシー参照先と一致させてください。
- ルール
- 現在の設定のルール欄で、マッチ条件とポリシーを確認します。Global RoutingでConfigを選んでいる場合に、その設定に基づいて通信が振り分けられます。ルールは通常、上から順に照合されます。広い条件を先に置くと、後続の項目より先にマッチすることがあります。変更後は保存し、編集した設定が使用中であることを確認してから、同じ宛先でテストしてください。
- DOMAIN
- ルールに
DOMAIN,example.com,PROXYを指定すると、ドメイン名の完全一致で照合し、指定したポリシーに振り分けます。照合対象はドメイン名で、URLのパスは含まれません。また、すべてのサブドメインに自動でマッチするわけではありません。サブドメインも対象にする場合は、DOMAIN-SUFFIXのほうが適切か確認してください。
- DOMAIN-SUFFIX
- ルールに
DOMAIN-SUFFIX,example.com,PROXYを指定すると、example.comとそのサブドメインにマッチします。ドメインの末尾と境界を基準に照合し、URL全体を検索するものではありません。設定する際は対象のドメイン範囲を確認し、パスやプロトコルのプレフィックスをマッチ条件に含めないでください。
- DOMAIN-KEYWORD
- ルールでDOMAIN-KEYWORDと指定した文字列を使うと、ドメイン名にその文字列を含むリクエストにマッチします。完全なドメイン名での照合より範囲が広く、目的のサイトではない似た名前のドメインにもマッチする場合があります。特定のドメインだけを対象にする場合は、より限定的な条件を優先してください。
- GEOIP
- ルールに
GEOIP,CN,DIRECTを指定すると、IPの地理情報データベースに登録された地域情報に基づいてポリシーを決定します。判定対象は宛先IPであり、Webページの言語やアクセスするユーザーの所在地ではありません。データベースの情報と実際のサービスの配置が異なる場合もあるため、想定と異なるときは名前解決の結果とマッチしたルールを確認してください。
- IP-CIDR / IP-CIDR6
- ルールではIP-CIDRでIPv4アドレス範囲を、IP-CIDR6でIPv6アドレス範囲を照合します。CIDRのスラッシュの後の数字はネットワークプレフィックス長で、ポート番号ではありません。入力前に対象アドレスがどの範囲に属するか確認してください。プレフィックスの範囲が広すぎると、無関係なリクエストの経路まで変わることがあります。
- FINAL
- ルール一覧の末尾にあるFINALを確認します。たとえば
FINAL,PROXYは、それ以前のルールにマッチしなかった場合に該当するポリシーを使うことを示します。これは最後に適用する処理であり、すべてのサーバーを再テストしたり、応答が最も速い項目を自動選択したりするものではありません。多くのリクエストがFINALに進む場合は、前のルールが想定した宛先をカバーしているか確認してください。
- PROXY / DIRECT / REJECT
- ルール末尾のポリシー指定を確認します。DIRECTは直接接続、REJECTは拒否を表し、PROXYは現在の設定における参照先を確認してください。PROXYはサーバーアドレスでも、固定の接続パラメータ一式でもありません。ルーティング方式のProxyとルールのPROXYは異なる階層の設定です。表記が似ているだけで同一の設定とみなさないでください。
04 / SUBSCRIPTION & CONFIG
サブスクリプションと設定
以下の操作には、ユーザー自身がすでにサブスクリプションまたはサーバー情報を持っている必要があります。本サイトでは公式ガイドを提供しており、接続先やサブスクリプションサービスの提供、販売、推奨は行っていません。
- サブスクリプション / Subscribe
- 該当する読み込み画面でSubscribeを選び、ユーザーがすでに持っているサブスクリプションURLを入力してサーバー項目を取得します。サブスクリプションURLは更新可能なデータを参照するため、更新後に項目名、項目数、パラメータが変わる場合があります。URLにはアカウントを特定できる情報が含まれることがあるため、完全な状態で安全に保管し、他人に漏らさないでください。読み込み後はサーバーを選び、ルーティング方式を確認して接続テストを行います。
- サーバー / Add Server
- Add Serverでプロトコルを選択し、Address、Port、プロトコルに必要な認証情報を入力します。サーバー項目は接続情報のまとまりであり、ルール設定とは別のものです。通常、ドメイン名とポートだけでは設定を完了できません。不足している項目は、ユーザー自身のサービス提供元に確認してください。
- Config
- Config画面で設定ファイルを管理し、有効化します。ファイルにはルールやDNSなどの設定を含められます。Global RoutingにあるConfigは、現在の設定に基づいて通信を処理する方式を指すため、同じ名前でも用途が異なります。設定を切り替える前に、現在有効なファイルを記録し、新しいファイルのポリシー参照先が既存のサーバー選択と一致するか確認してください。
- Scan QR Code
- Scan QR Codeから、ユーザーがすでに持っているQRコード内の接続情報を読み取ります。必要に応じて、システムの案内に従ってカメラへのアクセスを許可してください。QRコードには単一のサーバーリンクやサブスクリプションURLなどが含まれます。読み込み後は各項目を確認してください。認証情報を含むQRコードも機密情報です。公開したり、第三者に転送したりしないでください。
- クライアントの買い切り購入
- App StoreでShadowrocketを購入すると、クライアントのライセンスを取得できます。クライアントの買い切り購入と回線プランは別です。購入してもサーバー、サブスクリプションURL、認証情報が自動で用意されるわけではありません。必要な設定はご自身で読み込んでください。Shadowrocketはクローズドソースの商用アプリです。システム要件、互換性、購入に関する一般的な条件はApp Storeのページで確認してください。購入前に正規の購入先を確認する方法もご覧ください。
05 / DNS & NETWORK
DNSとネットワーク
ドメインの名前解決、プロトコルのハンドシェイク、宛先へのアクセスを分けて確認してください。テスト結果が示すのは、その時点で現在のテスト方法を使った場合の状況だけです。
- DNS
- 現在の設定のDNS関連項目で名前解決の方式を確認します。DNSはドメイン名をIPアドレスに変換します。ドメインを名前解決できない問題とプロキシサーバーに接続できない問題は別の段階で発生するため、分けて確認してください。名前解決の結果は、その後のIP系ルールの判定にも使われる場合があります。DNSを変更した後は、名前解決とルールのマッチ状況の両方を確認してください。
- DNS over HTTPS
- 対応するDNS設定にDNS over HTTPSサービスのアドレスを入力すると、HTTPSで名前解決のクエリを送信できます。保護されるのはクエリの通信経路であり、すべてのアプリの通信が同じプロキシ経路を通るわけではありません。名前解決サービス自体に到達できる必要があります。タイムアウトが発生した場合は、設定を次々に変えるのではなく、サービスのアドレス、接続経路、関連するルールを確認してください。
- Connectivity Test / レイテンシ
- Connectivity Testでテストを実行すると、現在のテスト方法での応答状況を確認できます。レイテンシの数値はダウンロード速度を示すものではなく、テストに成功しても、すべてのドメインや接続方式が利用できるとは限りません。結果を比較する際は、ネットワーク、テスト方法、宛先をそろえ、実際に利用したいサービスでも確認してください。
- TLS / SNI
- サーバーのTLS関連項目でSNIを確認します。SNIはハンドシェイク時に接続先サーバー名を指定します。TLSは通信を保護し、証明書によって接続先の身元を検証します。接続先のAddressと証明書の名前は異なる場合がありますが、サーバー側の設定と一致している必要があります。証明書エラーが出た場合は、検証を無効にするのではなく、名前、有効期間、端末の日時を確認してください。
- MTU
- 関連するプロトコル設定でMTUを確認します。MTUはネットワークインターフェースが一度に転送できるパケットサイズの上限です。経路によっては、値が適切でないとパケットの分割や一部リクエストの停滞が発生することがありますが、Webページを開けない原因が必ずMTUとは限りません。変更前に元の値を記録し、認証、DNS、ルーティングの問題を除外してから、値をひとつずつ変更して再テストしてください。
操作手順を確認する場合は使い方の総合ガイドへ。購入先を確認する場合はApp Storeで正規の購入先を確認をご覧ください。